
日本で大晦日の過ごし方と言えば、年末の特別番組を見たり、年越し蕎麦を食べたりと和やかに迎えるのが一般的ですが、ここドイツの町々の大晦日はちょっと違っています。
大晦日から新年にかけて、盛大に花火をして新年を迎えるのです。ドイツでは花火に関する法律が定められており、花火を販売できるのは大晦日の前3日間のみとされています。
また、一般の人たちが花火をしてよいのも大晦日の夜だけと決められています。そのため、ドイツでは花火が大晦日の風物詩なのです。
ここデュッセルドルフの大晦日は陽が暮れてくると、旧市街地のライン川沿いに多くの人々が集まってきます。その人々が手にしているのは両手いっぱいの花火。線香花火のような小さな物から、手で持って打ち上げる巨大な花火まで実に多種多様です。
そして、新年のカウントダウン後が最高潮の盛り上がりとなり、人々は花火を楽しみます。1年に1回の花火のため、その盛り上がりは凄まじく、お互いの声も聞こえず、空が煙で真っ白になるほどです。その後、新年の騒ぎは深夜まで続き、明け方になってようやく街は静かになります。
後に残るのが、使用された花火とビールやシャンパンの空き瓶。それら大量のゴミは、街の清掃員たちによって元旦の朝にはすっかりきれいに掃除され、ドイツは新年を迎えます。
| 主な国 |
ドイツ連邦共和国 |
| テーマ |
エンターテイメント |